『日本一・世界一の醤油を作りたい』という思いで造り始めたものが、今や日本料理に限らず、噂を聞きつけてヨーロッパから有名レストランのシェフが蔵まで買い付けに来るくらい高い評価を受け、海外にまで名前が届くようになりました。
日本料理のプロからも、『醤油って熱を加えて煮詰めれば煮詰める程イヤな匂いがしてくるけど、この醤油には全くそういうのがなく、どんなに料理しても味が安定している。』と評価を頂きました。
世界最古の料理書「斉民要術」(西暦580年)との出会いにより誕生した無添加の醤油、こだわりの生一本。生一本とは混ぜ物をしていないという意味です。
契約農家から仕入れた丹波黒豆を大釜で4時間じっくりと煮上げます。炊くことによって出てくる黒豆の甘みや旨みをいったエキスが含まれた煮汁を醤油の塩水として使用することでより一層おいしくなります(*古式製法)。
1400年前の製法そのままに、湯浅ならではの伝統の技、杉樽仕込みで時間をかけて仕上げています。
厳寒の冬に仕込み、天然の杉樽で約2年じっくり熟成させることで濃厚で深い味わいの香り豊かな醤油になります。樽から搾ったままで何も加えていないのに、黒豆のもつ自然の旨みと甘みがまろやかで深い味わいを出してくれています。色はワイン色、香りと旨みがお口にぱっと広がります。
お刺身や冷奴、おひたし、漬け物等へのかけ醤油としてお使い下さい。
★モンド・セレクション 3年連続受賞で国際優秀品質賞2007、2012(International High Quality Trophy)受賞
★2005年モンド・セレクション金賞受賞
★2006年~現在 モンド・セレクション最高金賞受賞
★2008年 ITQI(ベルギー) 1つ星 ☆受賞
『新どっちの料理ショー』で何度も紹介されました。
2005年5月5日放送『新どっちの料理ショー』で特選素材に選ばれた際、「概念をもくつがえす情熱と伝統が融合した画期的な傑作。驚愕の旨みとコクを持つ、仕事人こだわりの結晶」と紹介されました。
(古式製法とは)
通常は豆は蒸されて仕込まれますが、古式製法は豆をじっくりと時間をかけて煮るのが大きな違いです。そしてその煮汁を仕込み水として使用しますので、黒豆のもつアントシアニン、イソフラボンやレシチン、サポニン等の栄養成分が丸ごと入ることになります。
厳寒の冬に仕込み、天然の杉樽で1年以上熟成させ、もろみを搾り、出来上がった生醤油を大きな木桶に移し、更に数ヶ月熟成させて不純物を沈殿。その上汁が醤油となります。