奥出雲の風土に在って、ふた夏の四季をめぐると、
旨い醤油になった。いつも樽の中の醤油もろみと相談です。
一般的な濃口醤油は、大豆と小麦を半々に混ぜますが、「古式じょうゆ」は、大豆の量がおよそ2割り増しの仕込みになっています。
天然醸造特有の広がりのある味わいに加え、充実した原料の使用が井上古式じょうゆならではの深いコクと、色調・香を醸しだしています。
しょうゆ屋の「麹室(こうじむろ)」や「仕込蔵」には、その蔵元のしょうゆ造りに適した優良な微生物が棲みついています。
この「蔵つき酵母」が、井上醤油店の定評ある味わい・風味・香りを生み出しています。
「古式じょうゆ」は、醤油そのものに旨味をもっていますから、少量のだしで充分に美味しく調味します。特に 野菜の煮物・魚の煮付け・タレなどにご利用下さい。
焼き海苔にさっと「古式じょうゆ」をつけ、ご飯に巻いて、召し上がってみてください。シンプルなほど美味しさが際だちます。また、最近人気の「玉子かけご飯」にも「古式じょうゆ」は、ばっちりです。