名物「みむろ」は弘化年間(1844~1848)に 弊舗の祖 初代 白玉屋榮壽が創めましたもので 爾来180余年の間 その製法を 一子相伝七代にわたって承けついで参りました。
この最中に「みむろ」と命づけましたのは 本舗の守護神 三輪明神 大神神社の御神体山 三諸山(みむろやま)に因んだもので 夙に畿内の人々に大和上街道の宿場街の銘菓として 香り高き小豆の醸し出す格別の風味と焼きたての糯米の芳ばしさとの調和を賞味され さらに明治この方の交通通信の発展に伴い 広く全国の方々よりご愛顧を得ております。
又 昭和26年には 昭和天皇 香淳皇后に 当地代表の銘菓として 御嘉納の栄を賜り その後も当地への行幸啓の折々には御用達に浴しております。
四季折々のお集いに お茶のお席に 又 ご贈答に 精々御用命の程お待ち申し上げます。
尚 賞味期限を過ぎますと餡が徐々に硬化し始めますので なるべく風味十分な期限内にお召し上がりいただきますようお願いいたします。