<素 材>
和菓子づくりの極みは、素材選びにあり。それが「たから」の身上です。
餡(あん)に使う小豆は、良質の北海道十勝産。そして味ともに誇り高き最高峰「丹波大納言」。つきあげる餅米は、近江産の「羽二重(はぶたえ)餅」。砂糖は、ふるさと讃岐の銘産「和三盆糖」を選びました。
すべて、職人自らの目と舌で吟味し尽くした、選り抜きの産地限定素材。全国津々浦々の豊穣なる大地の実りを贅沢に使っています。
< 技 >
県下に和菓子屋数あれど、「完全自家製」でこし餡も作っている店は、わずか数軒。「たから」は、職人たちの確かな腕があってこそできる、自家製の手作り餡にこだわっています。受け継がれた伝統の「技」、長年培ってきた「勘」、そして研ぎ澄まされた「五感」を携えた職人たちの真剣なまなざしが注がれています。
< 味 >
しっとりした口当たり、ふくいくと漂う甘味、奥行きの深い旨さ。
その繊細な味わいに「たから」の美味求心が生きています。
完全自家製の手づくり餡を真骨頂とする伝統の味わいはもちろん、現代の多彩な食文化を映した新しい味の探究も日々重ねています。
これまでもこれからも求め続けるのは、「たから」だから、つくり出せる本物の美味しさです。
< 心 >
素材を選び抜くこと、技を磨き抜くこと、本物の美味しさを追い求めること。それは、一点の妥協も許さない職人たちの心が原点にあるからです。時と労を惜しむ事なく、丹精込めて仕上げられた「たから」のお菓子。その一つひとつに込められた、和菓子づくりにかける職人たちの「意気」と「粋」をどうぞ一緒にご賞味ください。