創業、弘化三年(1846年)、小豆島で一番古いお醤油屋さんです。
小豆島1200年の製塩の歴史と、400年の醤油造りの歴史と伝統に支えられた中で165年の時を醤油の製造にたずさわってまいりました。全国で酒、味噌、醤油造りに使われる桶(こが=杉桶)は約4~5,000本といわれている中で、この小豆島には1,000本以上が現存し、実際の醤油造りに活躍しています。
そのような伝統と技術に支えられた環境で造られたこだわりの数々のお醤油、その加工品とともに、自社農園で100有余年の歴史を持つオリーブの栽培にも15年ほど前から参入し、「安全・安心・信頼」と「本物」を皆様に提供すべく努力を続けております。
そして近年はこの醤油造りの行われる一帯を「醤の郷」として、自然とともに生活をし、その中に現存する古い醤油蔵で実際に今も醤油や佃煮が造られています。また周囲に海と山を配する、このすばらしい癒しの環境を皆様にご紹介すべく、町や町民と一体になり発展の努力を行っています。
400年の歴史を誇る醤油産業、素麺産業、石材産業、100年余の歴史のオリーブ産業、65年の歴史を持つ佃煮産業、日本三大渓谷美の名勝「寒霞渓」、二十四の瞳の映画村、小豆島オリーブ公園、中山の千枚田(棚田)、自然と夕日の素晴らしい三都半島などを有する観光産業等々と枚挙に暇がない恵まれた小豆島です。
温暖な気候と素晴らしい瀬戸内の海の恵みと景観の中で歴史をつなぎ、伝統を守って、そして最新の技術も取り入れつつ、本物をお届けしてゆきたいと日々研鑽をしております。
今後とも 食卓を通じましての 末永いご愛顧を よろしく お願い申し上げます。