創業明治 29 年。
わが蔵は戦国時代の多くの大名や武将の争奪の的となった石見銀山の玄関口、島根県大田市の中心部に位置しております。
酒造りを始めて百有余年、酒米にとことんこだわり、雄大な三瓶山の麓から湧出する清冽な水により「旨い!」と言われる酒造りに徹してきました。 お蔭様で銘酒「石見銀山」は全国新酒鑑評会で通算6回、金賞を受賞しております。
「銘酒は良い水から生まれる」と言われるように日本酒の組成の約 80 %は水であり、“酒の命の源”です。当社では良質の酒米はもちろん、特に水にこだわり、雄大な三瓶山の麓から湧き出る伏流水を抗酸化力の高い水にして仕込みに使用しております。
また、こちらで紹介しておりますお酒は、熟成後醸し出した新酒の風味を出来るだけそのままの状態で味わって頂くために、無濾過(活性炭の使用を一切せず)・瓶燗方式(生酒を瓶詰めした状態で加熱処理)による火入れ後、急冷・冷蔵貯蔵し品質管理に努め、熟練の杜氏による昔ながらの手造りによる酒づくりをしております。