ふるさとの清流に泳ぐ鮎の形をお菓子にしたのが加茂川鮎。
甘さを抑えたこしあんをやわらかい羽二重餅で包みました。外側は麩種(ふだね)と呼ばれる小麦粉から作る薄い最中の皮のようなもの。蒸気を当ててやわらかくしてからそっと半分に折り曲げてあります。そうして鮎の形になるよう、一つ一つに手作業で焼き印をつけます。薄くてもろいのでそうっと、そうっと。これが最も気をつかう作業です。
そうして出来上がったくらやの加茂川鮎。こしあんと、お餅と、麩の皮だけのシンプルな和菓子で、大きさは長さ18cm、約52gとボリューム満点、淡白で上品な味は特にシニア世代に人気です。
ひとつひとつを脱酸素剤の入った個装にしてありますので、日持ちも製造日より10日間と長め、なにより高級感がありこれからの夏ギフトにも最適です。
ーーふるさとの清流ーー
岡山県と鳥取県の県境が源流、津山の加茂川。特に景観のよい加茂川地区(旧加茂町)は、国土交通省が認定する全国水の郷百選に選ばれています。水源や水質はもちろんのこと、水の合理的な利用や活用、そして潤いのある水辺環境の整備やその保護ができているかなど、厳しい審査を受けて認められるものなのです。この清流にはオオサンショウウオ、カジカ、ヒラメなどもいるとか。そして夏には鮎釣りが解禁になります。