津山くらやの代表銘菓・いちま
全国和生菓子大品評会総裁賞受賞
ブッセタイプのカステラ生地に国産小豆をじっくりと炊き上げたつやつやの粒あんをはさみました。戦後から60年以上、作り続けているくらやの代表銘菓です。やわらかいブッセ生地の食感と、小豆の味が生きている粒あんの旨味をごゆっくり、ご賞味下さい。
「いちま」は、戦後に発売されて以来、地元津山の銘菓として親しまれてきました。歴史も古く、今日まで数々の誉を賜り、ご贈答の定番としてもご愛顧いただいております。そんな今も昔も変わらぬ伝統の銘菓「いちま」を、ふるさとの名と共に全国の皆様にお届けいたします。
【受け継がれる伝統の味と製法】
厳選した備中産の大納言小豆を使い、大きな銅鍋で職人が1日がかりで餡を炊きあげます。いちまの皮は、じっくりとオーブンで焼き上げたブッセタイプ。ふっくらした皮に自慢の餡をはさんで完成です。皮の「タネ」を作るところから餡をはさむところまで、一つ一つの工程がすべて職人の手作業で、伝統の味を守り続けています。
【いちまの由来】
津山は昔より「雛どころ」とされており、雛人形と一緒に市松人形が飾られ、津山では「いちまさん」と呼んでみんなに親しまれていました。
おかっぱ頭につぶらな瞳。そしてふっくらとしたほほに可愛いえくぼ。
そんな愛らしい人形への憧れをお菓子に託し、戦後の何もない時代にせめて「夢」をと、くらや3代目・江見盛政が作りました。
●全国和生菓子大品評会において総裁賞を受賞
●平安神宮全国銘菓献撰奉賛会 桓武天皇千二百年記念献菓祭 第三十三回献菓祭にあたり、献上銘菓として神前に御奉献いたしました。