「真粋(しんすい)大吟醸」とは、「真」に大吟醸の「粋」を極めることを目指し命名された、雨後の月の最高品質に位置する大吟醸酒です。
雨後の月がこの大吟醸を発売したのは昭和61年。
鑑評会出品酒の3種の神器と言われた「YK35」、いわゆる山田錦35%精米と9号酵母の組み合わせで造った出品酒を、市販した事から始まりました。
このお酒の一番の特徴は、美しい吟醸香にあります。
吟醸香が美しいと感じさせるためには、香りだけではなく、酒自体の全ての酒質バランスが整っていることが必要です。
雑味の無い透き通るような透明感。味の骨格となる適度な味わい。そして後味のキレの良さが備わっている事で、単に香りだけのお酒ではなく、美しい香りを持っている銘酒、という印象として飲み手の記憶に残るものです。
この味わいは、ぜひ特別な日の特別な時間にだけ、ゆっくりと味わっていただきたい。しばし日常を忘れて、この味わいに浸っていただきたい。
そう思わせる、間違いのない逸品としてお勧めできるお酒です。