ハタダ伝統の銘菓『栗』タルト
伊予特産の生柚子を使った香り豊かな柚子餡と刻み栗が生み出す伝統の味
初代松山藩主「松平定行公」が、三代将軍家光公の命で長崎探題職として在任中、ポルトガルからもたらされた「トルタ(torta)」(カステラでジャムを巻いたロール菓子)の味に魅了され、松山に持ち帰るとすぐに菓子職人に「トルタ」を作らせました。
それは定行公が考案し、ジャムの代わりに小豆餡を巻いたもので、殿様菓子として「タルト」が生まれたのです。
そして明治以降「タルト」は、庶民にも親しまれる銘菓として伝えられ、今では四国銘菓として全国にも知られるようになりました。
その伝統の製法を受け継ぎながら、栗にこだわり、栗を使ったお菓子作りを得意としてきた畑田本舗は、昭和50年(1975年)柚子餡の中に刻み栗を入れた「ハタダ栗タルト」を誕生させました。
そして、新しく生まれた「ハタダ栗タルト」は、1993年の世界食品コンクールモンドセレクションでの金賞受賞に始まり、1995年最高金賞を受賞。『ハタダ栗タルト・御栗タルト』とあわせて25年連続受賞(銅賞以上)いたしております。
また、最初に金賞を受賞した翌1994年の第22回全国菓子大博覧会でも最高位「名誉総裁賞」を受賞しています。